GENの歴史 1990-1955GENの歴史 1996-1999はじめに環境問題を意識し計画的につくられたコミュニティのメンバーたちを、グローバル・エコヴィレッジ・ネットワ―ク(GEN)としてまとめた機動力は、デンマークにあるガイア・トラスト(Gaia Trust)の創設者であるロス&ヒルダー・ジャクソンでした。「1990年に、トラストはその人的資源や情報をさらに進んで持続可能性のための運動に活用するためにはどうしたら良いか考えていました。」とロスは言いました。「わたしたちは、次の結論に達したのです。何よりもまず、世界はこの技術が進歩した社会で、持続可能で精神的にも満たされる自然と調和した持続可能な暮らしとは一体どんなものなのか、その良い例を必要としているということを。」 最初のエコヴィレッジどれが最初の「エコヴィレッジ」だったのでしょうか?それは難しい質問です。なぜなら現在のGENのメンバーの多くが、この言葉が存在するよりも前にそれを作っていたからです。60年代には精神性に基盤を置いたいくつものプロジェクトが世界の色々な場所で始まりました。スコットランドのフィンドホーン(Findhorn)、インドのオーロビル(Auroville)、アメリカ・テネシー州のザ・ファーム(The Farm)、スリランカのサルボダヤ(Sarvodaya)、そしてブルキナファソのNAAMムーヴメント。それは確かなことはわかりませんが、インドのスリ・オーロビンド(Sri Aurobindo)や彼のフランス人のパートナーであるthe Motherといった哲学者や賢者からの刺激だったのかもしれせん。
最初の全国的なネットワ―ク 1994年、デンマーク第2回会議グローバル・エコヴィレッジの戦略は、デンマークのThyで行われた第二回の会議で明確になりました。GENというネットワークはハミッシュ スチュワート(Hamish Stewart)が率いるガイア・トラスト(Gaia Trust)のデンマーク事務局で非公式に始まったものです。初期のメンバーにはスコットランドのフィンドホーン(Findhorn)のコミュニティーやアメリカ・テネシー州のザ・ファーム(The Farm)、ドイツのスタイヤーバーグ(Steyerberg)のレーベンスガルテン(Lebensgarten)、オーストラリアのクリスタルウォーターズ(Crystal Waters)、ロシア・サンクトペテルブルグのエコビル(Ecoville)、ハンガリーのギュリュフ(Gyurufu)、インドのラダック・プロジェクト(Ladakh Project)、アメリカ・コロラド州のザ・マニトウ研究所(The Manitou Institute)、そしてデンマークのAssociation of Sustainable Communitiesが入っていました。 1995年、フィンドホーン会議
1995年に開催された「持続可能性のための合意」のフィンドホーン会議の時に撮ったGENの立ち上げメンバーの写真:最前列目左から、ジョン・タルボット(John Talbot)(フィンドホーン財団)、マックス・リンデガー(Max Lindegger)(GENオセアニア/アジア)、デクラン・ケネディー(Declan Kennedy)(ドイツ レーベンスガルテン Lebensgarten)、アルバート・ベイツ(Albert Bates)(GENアメリカ、ザ・ファーム The Farm)、2列目左から1番目、ロバート・グリメント(Robert Gliment)(アメリカ、In Context Institute、左から4番目リンダ・ジョセフ(Linda Joseph)(ENAアメリカ・エコヴィレッジネットワーク会長)、3列目、左から2番目、ロス・ジャクソン(Ross Jackson)(ガイア・トラスト Gaia Trust共同設立者)、上列、右から1番目、ヒルダー・ジャクソン(Hildur Jackson)(ガイア・トラストGaia Trust共同設立者)。GENは1995年に2つの大きなステップをふみました。ひとつは家族とともにフィンドホーンからデンマークに移住してきたステファン・ヴィク(Stephan Wik)がウェブサイトを開設したことで、もうひとつはフィンドホーンで会議が開かれたことです。「21世紀のためのエコヴィレッジおよび持続可能なコミュニティ」はガイア・トラスト(Gaia Trust )から財政的な援助を受けたフィンドホーン・コミュニティとGEN(ジョン・タルボット John Talbotとダイアン・ギルマン Diane Gilman)によって開催されました。「大成功だったよ。」とロス・ジャクソン(Ross Jackson)は言いました。「一週間にわたる会議は世界40カ国から400人以上が参加し、他にも参加を希望していた300人もの人々を断らなければならなかったんだから。」 この会議を通じて、地理的に世界をカバーするために、情報を管理するセンターを持つ3つの自立的な地域ネットワークを設立することが決められました。アメリカのザ・ファーム(The Farm)、ドイツのレーベンスガルテン(Lebensgarten)、オーストラリアのクリスタルウォーターズ(Crystal Waters)です。ガイア・トラスト(Gaia Trust )はこのネットワークの費用を支えるために3〜5年関与し、デンマークの事務所からコーディネートする役割をしていました。 そして同じ時期に予算と人材が許せばすぐに、地域にまたがって世界的なサービスをしていこう、という目標が置かれたのです。 参考資料:ロバート&ダイアン・ギルマン(Robert and Diane Gilman)著「エコヴィレッジおよび持続可能なコミュニティ〜ガイア・トラストのレポートより〜」(ガイア・トラストGaia Trust、1991) |